この出会いに感謝を込めて…

神戸市在住 会社員 女性 

 

 ねごろさんとの出会いは1年前の春。その時は素敵な世界へ扉を開けるきっかけとなり、新しい道を歩み始めることになるなんて、思いもしなかった。

 

 通い始めた頃の私は歩けないほど、腰痛がひどく、じっとても寝ても生きてるだけで痛みがありました。何件も病院へ行き、リハビリしたり体操したりあらゆることをしても全く痛みが取れず、酷くなるばかり。体が悲鳴を上げ、限界を越えそうな時(今思えば限界は越えていた)に友人から紹介してもらいました。

 

 10年以上、腰痛と共に過ごしてきたので、痛みもすぐに取れませんでした。徐々に和らいでいくと同時に体の痛みは体からの「サイン」と言うことを知り、目からウロコがポロリ。体と向き合う大切さを学び、一生懸命自分を支えてる体。

 

 その中でも「靴と足」の関係はすごく感銘を受けました。何気なく履いている靴。市販の靴は大量生産で規定のサイズで作ったものだから、自分の足に合わないと思っていました。

 

「中敷きパッド」の出会いがそんな思いを吹き飛ばし、雷に打たれたような衝撃を受けました。パッドを処方した靴を履くと靴が足に寄り添い、とても履いていて心地良い。フィットしていて、歩いても止まっても立っても靴が足に吸いつく。

 

 そればかりか歩き方・足が地面を捉える感覚・癖・巻き爪などに変化が出てきました。歩き方が変わると足の使い方や力のかけ方が変わる。足の痛みは和らぎ、足の指のシワなど目に見えてどんどん変化があり、驚きと興奮の連続!足に色んな表情があって、毎日見ても全然飽きず、体を支えている足がだんだん愛おしく思うようになりました。

 

 しっかりと地についていると気持ちも安定してくる。足は歩くだけでなく、心とも繋がっている。生きていると心配や怒り、不安や恐怖、過去や未来など色んな思いや思考に捉われてしまう。「足」をしっかり大地につけることを意識すると心の緊張を緩めて落ち着く感じがします。どんなことが起きても踏ん張って自分を見つめることができるように「足」から学びを深め、毎日楽しく、気づきや人生の広がりを感じることにわくわくします。

 

 そして、いつも体の声に耳を傾けて、痛みや不安を優しく包み込んでくださり、納得いくまで何度も何度も向き合って頂けることに嬉しく思います。

 

 

 この出会いに感謝を込めて…